マカルー(Manaslu:標高8,163m)は世界第8位の高さを誇る名峰です。 1956年5月9日に、日本の登山隊が世界で初めて登頂に成功した山として日本でも有名です。
素晴らしい透明度、大きく均整のとれた形、艶やかな光沢を持つマカルー産水晶の美しさは、世界の水晶の中でも特に際立っています。
クラスター(群晶)には、透明で大きな結晶ときらきら光る小さなダリアのような結晶群が共生しているものも多く、独特の雰囲気を見せています。
細かい隙間に入り込んだマカルーの土、周辺の影響を受けた鉄分の黄褐色、まれに見られる深緑色のファントムなど、この水晶たちが生まれた場所の息吹を感じさせます。
水晶が地球の一部であることを改めて思い出させてくれるような、きよらかな風情の水晶。手をかざすとヒマラヤの風を感じるようです。