ヨーロッパアルプスに産する水晶は、世界的に大変人気が高い水晶です。
大型ではないものの、驚くほどの高い透明度と、エッジが立った結晶形の美しさ。何より表面の艶やかさは原石とは思えないほどです。
このみずみずしさは、世界各地の水晶の中でも群を抜いています。

アルプスの高地での採掘のため、重機を使用した大規模な採掘を行うブラジルやアメリカなどに比べて産出量は非常に少なく、世界中で大変人気もあり、アルプス水晶は入手しづらい稀少な水晶と言えるでしょう。

透明な水晶に内包された、深緑色の針状鉱物は「アクチノライト（緑閃石・陽起石）」。

アクチノライトの名前は、ギリシャ語のaktis（光線）に由来します。これは、この鉱物が放射状の集合体を示すことによるものだそうです。

アクチノライトそのものは世界中で、いろいろな形状で見つかります。
古くから多くの国々で使われ、儀式の道具として、また厄災から身を守り、心を落ち着けるお守りとしてなど、用途もさまざまだったようです。
忍耐力を養い、優柔不断さをなくしてくれるとも言われています。直観を鋭くしてくれるとも。

C829T
アルプス水晶原石（アクチノライトインクォーツ）　

約59mm×約28mm×約29mm　重さ 約31g

水晶の産地　フランス・モンブラン産

● 浄化用の白檀香と共にお届けします。

※原石のため傷や欠け、岩盤の跡などがある場合があります。
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