長崎県の対馬は、発達したリアス海岸の険しさと原生林の山々が織りなす、荘厳な風景が美しい日本と韓国の国境の島です。
この水晶の産地である厳原（いづはら）地区は、対馬の南部に位置し、日本最古の銀山と言われる「対馬銀山」があった場所とされています。

日本書紀にも記録がある対馬銀山は、7世紀には朝廷に銀を献上していたそうです。
複雑で荘厳な地形、歴史ある銀鉱山も伝えられる対馬に、このような美しい水晶が産出するのは不思議なことではないでしょう。

対馬産水晶については情報がまだ少なく、私たちも多くの知見を持っているわけではありませんが、当店で入手できた対馬産水晶の中だけでも、多くの興味深い個性が見られます。
独特の食像（トライゴーニックやレコードキーパー）、セプター（松茸水晶）、 チタニウムインクォーツ を思わせる白い内包物などなど。
鉱物コレクターのみならず、世界のクリスタルワーカーやヒーラーからも多くの注目を集めそうな マスタークリスタル 要素も満載の、限りない可能性を感じる水晶です。

※原石ですので、傷や欠けなどがある場合があります。
※石の色はご覧のディスプレイなどにより異なって見える場合があります。

※この商品は当店の他の店舗でも販売しているため、ご注文のタイミングによってはすでに売切れている場合がございます。その際は追って当店から連絡いたします。