両端に膨らんだ部分のある、素晴らしい松茸水晶(セプタークォーツ)です。
すりガラス状の表面を通して、内部の透明感がよく分かる個性的な原石です。
山梨県と長野県の県境、金峰山一帯には、古くから水晶が採れた場所が数多くありました。長野県川上村川端下(かわはけ)も有名な水晶採掘地の一つです。
川端下産水晶は、表面が擦りガラス状に曇っているものが多いのですが、無色・白色の水晶が多く、また内部には透明な部分や幻影(山入り)、さまざまなインクルージョンを隠しています。
結晶形は美しい六角柱形で、カテドラルや松茸水晶も見られます。表面には、鉄分を含んだ独特の母岩の色が付き、水晶の成長の痕跡も残されています。
美しい水晶の内部をつぶさに見たいとも思いますが、表面に水晶の時が刻まれていて、研磨するのはもったいないと思わせる味わい深い原石です。
※原石ですので、傷や欠けなどがある場合があります。
※石の色はご覧のディスプレイなどにより異なって見える場合があります。
※この商品は当店の他の店舗でも販売しているため、ご注文のタイミングによってはすでに売切れている場合がございます。その際は追って当店から連絡いたします。