「日本式双晶」とは2個の水晶が84度33分の角度で接合した双晶です。
全体の形は「ハート形」「軍配型」「V字型」があり、ほとんどが薄い平板連晶になります。
美しく可愛らしい形の日本式双晶は「ハートの水晶」として世界的に人気があります。
日本式という名前ですが、日本が特産というわけではありません。世界で最初に日本式双晶が発見されたのは、1829年頃のフランス・ドフィーネでした。今では、日本式双晶は、ブラジル、ペルー、アメリカ、マダガスカルなど、世界各地で産出することが知られています。
日本では山梨県乙女鉱山や長崎県奈留島のものが有名です。
近年は日本国内での水晶採掘は行われておらず、また日本式双晶の産地では採集が禁止されるなど、日本産の「日本式双晶」は希少性が高くなっています。
山梨県の乙女鉱山はもともと珪石の鉱山でしたが、日本式双晶の発見などで、日本の水晶産地の中でも特に有名になりました。
乙女鉱山の水晶は、鉄分の影響で全体が赤~オレンジ色を帯びているものが多く、この双晶もうっすらとオレンジ色を帯びています。
透明感があり、厚みもある、美しく貴重な双晶です。
NPS256
山梨県乙女鉱山産日本式双晶の半分
サイズ 約 45mm×35mm×13mm 重さ 約28g
産地 山梨県乙女鉱山
●浄化用の白檀香と共にお届けします。
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