トライゴーニック水晶

トライゴーニックトライゴーニック水晶は、近年ブラジルで発見されました。
トライゴーニックとは水晶の錐面に現れた下向きの三角形(▽)の食像のことで、マスタークリスタル(水晶にパワーをもたらす要素)の一つです。

ちなみに、上向きの三角形(△)の食像は「レコードキーパー」と呼ばれています。
レコードキーパーは有名なマスタークリスタルで、人気がありますが、レムリアンシードをはじめ、どの産地の水晶にも比較的よく見られます。
レコードキーパーと比べると、トライゴーニックは非常に珍しい特徴です。

トライゴーニックは、ヒマラヤ水晶の「アイスクリスタル」だけに見られる特徴だと考えられていました。
アイスクリスタルとは、温暖化によりヒマラヤの氷河が解けた場所から発見された水晶で、その独特の形状とパワーで人気を博した水晶です。

C面(z軸に垂直な面)アイスクリスタルには特筆すべき特徴が二つあります。
その一つがトライゴーニック、もう一つが「C面(しーめん)」と呼ばれる「結晶の長軸に対して垂直な面」です。

C面を持つ天然水晶は、ボリビアのアメトリンとアイスクリスタル以外には発見されていませんでした。ところが、このトライゴーニック水晶の中には「C面」を持つ石があるのです。

残念なことに数年で、ヒマラヤのアイスクリスタルはほとんど産出しなくなってしまいました。

入れ替わるように、よく似た特徴を持つトライゴーニック水晶が発見されたことは、何か特別な意味を持っているようにも感じます。

C面(z軸に垂直な面)トライゴーニックを持つ水晶は非常に珍しいだけでなく、きわめて強いパワーを持つとされています。

持ち主を選び、クリスタルヒーラー、クリスタルワーカーの旅立ちを助け、手にしたそれぞれの人の使命のために力を貸してくれると言われています。

このような水晶が途切れることなく姿を現し、私たちのもとに届けられることには、どんな意味があるのでしょうか。

●トライゴーニック水晶はブラジル産の氷水晶と呼ばれることもありますが、氷水晶の名称は他の産地の透明度の高い原石の呼称にもなっています。混同を避けるため当店では「氷水晶」という名前は使わないようにしています。

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