トライゴーニックとは、マスタークリスタルの一つで、水晶の錐面に現れた下向きの三角形（▽）の食像のことです。
レムリアンシードなどに見られる上向き三角形の食像「レコードキーパー」よりも珍しい特徴です。

また、この石には、普通の水晶には見られない「Ｃ面」があります。（※Ｃ面（しーめん）とは、結晶の長軸に対して垂直な面のことです。）

トライゴーニックやＣ面はこれまで、ヒマラヤのアイスクリスタルなどだけに見られる特徴であると考えられていました。
アイスクリスタルとは、温暖化によりヒマラヤの氷河が解けた場所から発見された水晶で、その独特の形状とパワーで人気を博した水晶です。

アイスクリスタルと異なるのは、水晶のエッジに、まるで川を流れてきたかのような、あるいは何かに解かされたかのような丸みがあること。 そして、色が水晶本来の無色透明で、内部の透明度が非常に高いことです。

また、今回ご紹介のブラジル産トライゴーニック水晶の場合、ほとんどの石がファントムクリスタル（幻影水晶）またはセプタークォーツ（松茸水晶）で、石によっては先端付近に淡い幻影の山を見ることができます。
トライゴーニック水晶はおそらく、水晶の成長が一旦止まり、その後、再び成長を始めた後に環境の変化があったため、独特の食像やＣ面などが形成されたのではないかと思われます。

トライゴーニックを持つ水晶は非常に珍しいだけでなく、きわめて強いパワーを持つとされています。
持ち主を選び、クリスタルヒーラー、クリスタルワーカーの旅立ちを助け、手にしたそれぞれの人の使命のために力を貸してくれると言われています。

※原石のため、破損した部分やエッジの鋭い場所、内包物の影響等による表面傷などがある場合があります。
※石の色はご覧のディスプレイなどにより異なって見える場合があります。

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