アイスクリスタル

アイスクリスタルアイスクリスタルは、2006年6月ヒマラヤ山脈の氷河が温暖化で溶けた場所で、初めて発見された水晶です。 インドのヒマラヤ山脈、ヒマチャルプラディッシュ州クル市マニカランの一つの鉱山からのみ産出します。叩くとキーンと高い金属音がするものが多く、産地ではシンギングクォーツ(Singing Quartz)とも呼ばれています。
アイスクリスタルは、まるで氷柱を彫刻刀で削ったような不思議な姿をしています。 カルサイトなどの他の鉱物や固い岩盤の隙間で水晶が成長し、その後、何らかの理由で水晶だけが残ったために、岩盤などに干渉された跡が激しい凹凸になっています。そのため「蝕像水晶」と呼ばれることもあります。

トライゴーニックやC面など、他の水晶には見られない珍しい特徴を持ち、温暖化によって初めて人々の前に姿を現したアイスクリスタル。 どんなメッセージを私たちに伝えようとしているのでしょうか。

下記の一覧では、アイスクリスタルが産出した場所から見つかった違うタイプの水晶もご紹介しています。クル市産の水晶クラスターの雰囲気を残しているもの、アイスクリスタルと同様に浸食や干渉を受けた痕跡が見られる石など、美しく個性的なヒマラヤ水晶の原石です。

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