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石が傷ついてしまったら | |
石が傷つくということ | |
天然石を落として割ってしまったり、身につけているうちに少し欠けてしまったといったことは、私たちもよく経験します。 石が欠けると、何か良くないことが起こるのではないか、運が悪くなるのではないかと心配になりますが、本当にそうなのでしょうか? 石が傷つく、欠けるとはどういうことでしょうか? | |
石は、採掘の段階で岩盤から引き離され、大きなものは割られ、切り取られます。そして削られ、磨かれ、私たちの手元にやってくる時にはもう、最初の面影は無いと言ってもいいでしょう。 例えば、天然石の丸玉。きれいに磨かれた丸玉は美しいものです。ですが、確かにそこには削り取られてしまった部分もあったはずです。その石は「無傷」なのでしょうか? そういう意味では、私は今までに「無傷」の石を見たことがありません。けれども、私たちは磨かれたり、カットされた石を美しいと思い、欲しいと思います。 石たちは採掘され、傷つきながら旅をして、パートナーを探している。その石がその形になって、ここにあるということに意味があると私たちは考えています。 今、あなたが手にした石の形が、たとえ変わってしまってもパートナーストーンであることに変わりはありません。石が傷つくということは、その石の何かが変わるということ。そんな時こそ、石の言葉に耳を傾けるときです。 | |
壊れた石の「意思」 | |
傷つくということは、石にとっても劇的な変化です。持ち主に何か強いメッセージを伝えようとしているのかもしれません。 もしあなたの石が傷ついてしまったら、まずはあなた自身の心に起こる変化に注意しましょう。 何かを無性にしたくなったり、すっかり忘れていたことを思い出したりしたら、その思いに素直に従ってみると良いと思います。 パートナーストーンが身を挺して伝えてくれたメッセージなのですから。 よく言われるのは、石が「身代わり」になるということ。パートナーストーンは、あなたやあなたの大切な人の身に降りかかろうとしていた災難を、代わりに引き受けてくれるといいます。 どうしても思い当たるふしがなく、ただ悲しくなってしまっても、石を捨てたりはしないで下さい。あなたの知らないところで、きっと何かが変わっているのです。そのことがずっと後になって分かることもあります。 | |
傷ついてしまった石の扱い方 | |
傷ついても石は、どこにいたいか、どのように過ごしたいかを、あなたの思いとして感じさせてくれるはずです。参考までにいくつかの方法をご紹介しますが、あなたがこうしたいと思う感覚を大切にして下さい。 ■鉢植えの植物の根元に置く■ 一般的な方法です。石のかけらたちは、植物の生気を清浄にし、また生気によって石の力自体も高められ、その場に拡散していきます。元気が無い植物の根元に、わざわざ水晶の丸玉を置くこともあるほどです。(「部屋に置く」を参考にして、植木鉢を家の吉方に置くと良いでしょう。) ■土に埋める■ 古い時代の建造物の床下の土を掘ると、よく水晶が出てくるそうです。その土地を清め、地を鎮めるために水晶の力を使っていたのでしょう。 庭や、もし家を建てる前でしたら、その土地に水晶を埋めて、土地そのものの気の流れを良い方向に導くことができます。 また石を自然に帰すという意味もあります。 ■水晶水用の容器に入れる■ ペットボトルなどの容器で構いません。水晶のかけらを入れ、水を満たします。 水は一晩そのままにし、清潔なら飲んでも良いですし、洗顔に使ったり、植物に与えても良いでしょう。 ■かけらを持ち歩く■ 小さな袋などに入れて持ち歩くのも良い方法です。 割れても欠けてもパートナーストーンであることに変わりは無いのですから、無理に付き合い方を変える必要もないのです。まして、メッセージを伝えてくれた石ですから、あなたとの共鳴はますます強くなっているかもしれません。 ■浄化に用いる■ 粉々になってしまった石や、かけらがたくさんあるようでしたら、それをお皿などに敷き詰め、その上に別の石をおいて浄化をすることができます。 また、よくお手洗いの水タンクに飾り石を置いているのを見かけますが、同様にかけらを置いておくと、水が清められ、流すたびに家の浄化を行うことにもなります。 |
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