マニカラン産ヒマラヤ水晶

マニカラン産ヒマラヤ水晶マニカランは、インド・ヒマチャルプラディッシュ州クル市の村で、パルバティ渓谷の深奥部に位置する、ヒンドゥー教やシーク教の宗教的聖地です。

水晶は、マニカランの標高約6000m付近、近年の温暖化で氷河が溶けて現れた大地で発見されたと言われています。

鉄分の影響で淡い褐色~ピンク色を帯びており、表面が曇りガラスのような結晶も多く見られます。比較的大きく成長した水晶が多く、内部の透明度の高さもこの地域の水晶の特徴です。

トライゴーニックやC面など、個性的な特徴を持つアイスクリスタルが有名ですが、最近になって美しいクラスターも産出しています。

ごく淡い色みを持った美しい形の水晶は、奥行きのある独特の雰囲気を感じさせます。これもヒマラヤ水晶の一つの美しい姿。味わいがあります。

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